AirPods Proのノイズキャンセリング機能に満足してますか?
電車の中でも音楽に集中できるしとっても便利だよね!
このノイズキャンセリング機能は、AirPods Proを耳に装着した時の状態によって効果が変わってくるんです。
標準で3つのサイズのイヤーピース(イヤーチップ)が付いてきますが、最初についているサイズで耳から外れなければいいやくらいに思ってませんか?
イヤーピースのサイズは、外れにくさだけでなく、遮音性やノイズキャンセリングの効果にも影響するのです。
ではイヤーピースのサイズの違いによって、どのように変わるのか試してみました。
皆さんもこの記事を参考に是非チェックしてみてください。
iPhoneの装着状態テストはあくまで参考に
iPhoneにはAirPods Proのイヤーピースが正しく装着されているか確認するためのプログラムが入っています。
Appleの説明ページはこちら↓
そもそもこのテストで合格しないようでは、イヤーピースのサイズが合っていないってことになりますね。
イヤーチップ装着状態テスト
iPhoneでチェックできる装着状態テストのやり方は簡単です。
- AirPods Pro を耳に入れた状態で、iOS デバイスで「設定」>「Bluetooth」の順に選択します。
- デバイスのリストで AirPods の横にある情報ボタン(iマーク)をタップします。
- 「イヤーチップ装着状態テスト」をタップします。
- 「続ける」をタップし、再生ボタンをタップします。
僕の場合は、S・M・L のどれをつけても正常な結果だったので、異常のメッセージが出たらよほど隙間があるのではないかと思います。
ここで付け直しを提案される時ってよほど合ってないってことかな
イヤーピースの交換方法
イヤーピースを取り外すには、イヤーピースをつまんで引っ張ればいいのですが、滑ってうまく取れない時があると思います。
そんな時はイヤーピースの穴に爪を突っ込んでつまむと力が入りやすいです。
イヤーピースを取り付けるには、写真の赤丸部分にある爪に引っ掛けるように取り付けます。
スピーカー口の形状は真丸ではなく楕円形をしているので、形に合わせて向きを合わせましょう。
パチっと音がして、横から見た時に隙間がなければ正しく取り付けができています。
耳に合っていないとノイズキャンセリングの効果も半減
では実際に、それぞれのサイズを付けてどのような違いがあるか試してみました
まずはMサイズで試してみる
まずは購入時に標準でついているMサイズから。
耳の穴に押さえつけてねじ込むような形で装着します。
しっかりと耳の穴に密着しているので、AirPodsに比べるとカナル型独特の違和感というか装着感がありますね。
実際に装着してみると、遮音性もノイズキャンセリング時の効果もしっかりと効いています。
周りで普通の声で喋ってもらっても聞こえにくいですし、外の車のロードノイズも気にならないくらい消してくれています。
成人男性だと一般的にはこのMサイズが一番あっているかもしれないですね。
僕の耳にもこのMサイズが合っているような気がします
小さいSサイズで試してみる
では次に小さめのSサイズに変えて試してみました。
さっきのMサイズと違って、耳の穴にねじ込む感じはないので、装着は確かに楽になります。
(※ここは個人差があります)
装着感もAirPodsほど自然な感じではないにしても、違和感というほどの感じはないかも。
かといってちょっと走ったくらいではポロッと落ちるようなこともなさそうです。
しかし、やはり耳への密着度は低いようで、外の音や声がMサイズの時と比べると聞こえてしまいます。
また実際に音楽を聴きながら外を歩いてみたところ、ノイズキャンセリングを有効にしていても、車の音とか少し気になるくらい入ってきます。
安全面を考えると、外を歩く時はこれくらいがいいのかもしれないですけど、せっかくのノイズキャンセリングの効果が半減するのはもったいないですね。
大きいLサイズで試してみる
今度は大きめのLサイズに変えて試してみました。
一見では大きい方がより密着するのではないか?とも思ったのですが、、
まず装着する時に、耳の穴に押し込んでも押し返されてるような感じで、中まで入っているのか分からない感じですね。
(※ここは個人差があります)
でも僕の場合は外れやすいとかはなく、しっかり密着しているような感じはします。
実際に外を歩いてみて遮音性の効果を確認してみると、大きめサイズでも外の音が少し入ってきます。
またノイズキャンセリングの効果もMサイズの時に比べると弱いですね。
つまり密着しているようでも、耳の穴の内側で密着していない分、遮音効果は大きく期待できないようです。
密閉空間を作る事が大切
3つのサイズを試してみて結果分かったことは、耳の穴のサイズに合ったイヤーピースをしないと、こんなにノイズキャンセリングの効果が変わってくるんだってこと。
遮音性が低くて、外のノイズがダイレクトに耳に漏れ入ってきたら、いくら優秀なノイズキャンセリング機能でも消しきれないですよね。
遮音性の高い密閉空間を作るポイントは、耳の穴の中までしっかり密着すること、ですね。
意外と密着しているようでも、少しの隙間や接触の弱い所があれば、大きな音は通ってしまうようです。
どれも合わなければ別の素材を試してみよう
標準でついてくる3つのイヤーピースは、柔らかく弾力性のあるシリコン素材なので、一般的には密着性の高い方なのですが、どうしてもしっくりこない場合はあるかと思います。
そんな時には別の素材を使ったサードパーティ製のものを試してみるのをおすすめします。
特に一番オススメなのがこちら。
「SednaEarfit XELASTEC(セドナイヤーフィット・セラステック) for AirPods Pro」
この製品は用意されているサイズが SS/S/MS/M/ML/L の6サイズもあって、より自分にあったサイズが選べます。
また、純正のシリコン素材とは違い、こちらは「TPE=熱可塑性エラストマー」と呼ばれる素材でできています。
これは何かというと、熱によって柔らかくなる素材なので、耳の中の体温でイヤーチップの傘部分が柔軟に変形し、より耳の中にピッタリとフィットしてくれるのです。
シリコン素材のように圧迫して密閉するのではないので、装着感も比較的自然で、遮音性もバツグンです。
おまけに音質もワンランク上がって聞こえるので、標準のイヤーピースに不満があるのであれば間違いなくオススメですね。
ただし、一般的な別売のイヤーピースに比べると2,500円程度と割高ではあります。
また、耳の中にピッタリフィットする性質上、耳垢が付きやすいといったデメリットはあるので、まめに掃除が必要にはなってきますね。
でも実際、デメリットをも上回る効果はありますよ
まとめ
AirPods Proの良さを最大限にいかすには、イヤーピースの存在ってとっても重要なのね
自分の耳に合ったものを選択しないと、せっかくの効果が半減するからね
AirPods Proの一番のメリットであるノイズキャンセリングの効果がいきるには、遮音性が一番重要なポイントです。
外部のノイズを極力耳に入れないようにするためには、きちんと耳にフィットして遮音性を確保する必要があります。
そうすることで結果的に音漏れも減らすことができるので一石二鳥ですよね。
最初についているイヤーピースをそのまま使い続けるのではなく、ぜひ一度は他のサイズに交換して試してみてはいかがでしょうか?
それでもしっくりこない場合は、別売のイヤーピースを試してみるのもおすすめです!