今回は異色の記事です!
「青色ダイエット」って聞いたことありますか?
青色とダイエット?どう関係あるのかな?
青色だけに気持ちがブルーになるダイエットとか?
確かに、
それはあるかもしれないですね!
実は、青色(blue)のもつチカラがダイエットに効果があるそうなのです。
いったいどういうことかしら?
ではでは、青色ダイエットがどんなものなのか、少し調べてみました。
青色のチカラ
青色の効果とは?
青色からはどんなイメージが想像できますか?
まず思いつくのは空や海、水といった広大な自然や清涼感のあるイメージが浮かぶと思います。
そして、爽やかな青空、生命の源となる青い海と水、それらの地球を宇宙から見ると全て青色なので、非常に馴染みの深い色でしょう。
また一般的に見ても世界的に感度が高く、非常に人気が高い色ですよね。
青色のもつ印象としては、爽やか、冷静、知的、誠実、涼しさ、ネガティブ、冷淡といったイメージがあります。
そしてその心理効果としては、一般的に以下のようなものがあるそうです。
この心理効果の中にある「食欲をコントロールさせる効果」に注目ですね
実は人間の五感のなかで、色という「視覚」は「味覚」とも非常に関係が深いのです。
また青色の料理というのは、そもそも自然界にはほとんど存在しないため美味しそうな印象を与えません。
たしかに見栄えの良い華やかな料理に青色の素材は出てこないよね
あとは、青色がもつ気持ちを落ち着かせるといった性質が、イライラやストレスによる暴飲過食を防ぐとも言われています。
暖色と寒色
色には寒色と暖色という分類があります。
文字の意味するとおり、暖色系というのは太陽や火などの暖かさを感じさせる色で、寒色系というのは寒さや冷たさを感じさせる色のことです。
食欲の話で言うと一般的には、暖色系の色は食欲促進効果があり、寒色系の色は食欲減退効果があります。
美味しく食べるなら暖色系を中心に、食欲を抑えるなら寒色系の色をうまく組み合わせると食事をコントロールできると言われているのです。
青色で食欲をコントロールする
でも本当に料理の色でコントロールなんかできるんだろうか?
では実際に料理の写真で色を変えて試してみましょう。
彩りのきれいな料理は食が進む!
暖色系の鮮やかなピザは美味しそうですよね!
見ただけで食欲に大きな影響を与えそうだと分かります。
料理は見た目の美しさも大事と言われますが、食欲は目から入ってくる情報に左右されやすいです。
だから、基本的に食べ物は食欲が進むように暖色系のものが多いんでしょうね。
お店や料理する人など提供側からしたら美味しくたくさん食べてもらいたいですもんね。
つまり、彩りがきれいなら美味しそうに見え、見たことがない色の料理だったら食欲は衰退するのです。
食べ物が青色だと違和感を覚える
では先ほどのピザが青色だったらどうでしょう??
すすんで食べたいと思います?
ちょっと食べたいとは思えないですよね?
味が全く同じだとしても、美味しさ半減どころか、たくさん食べようとは思わないと思います。
こういった食欲をコントロールするのに青の色彩効果が役立ちます。
実は、ダイエットにいい色として青色があげられるのはこんな理由なのです。
食事を適量に抑えてくれるという青色効果は、心理的なダイエット方法だったのですね。
過去からずっと自然界には青い食べ物が無かったため、人間の心理上でも気味が悪いモノという印象が植え付けられているのかもしれません。
マイナスイメージ=毒やカビを連想させる?
もうひとつ、青色の持つマイナスイメージって、毒やカビをイメージしませんか?
明るい青色ではなく、深い青色や紫色に近い青色の場合は特にですが・・
実際には毒もカビも青色に限ったものではないのですが、やはり寒色である青色の持つ冷淡やネガティブなイメージからくるものではないかと思います。
「百聞は一見にしかず」と昔から言われますが、見た目の印象というのは本当に直感的にくるものなんですね。
青色をダイエットに利用する方法
さてここから、「青色ダイエット」の方法です。
待ってました!どんな方法だろう?
ここまでの話の流れでおわかりかと思いますが、青色の「食欲をコントロール(減退)させる効果」を活用するダイエット方法です。
つまり、視覚(見た目)から心理的に食欲を抑えるようにするのです。
青い食器に料理を盛り付ける
ひとつ目の方法は、食事の時のお皿を青色のものにするのです。
青いお皿は綺麗だし、見た目の違和感はないね
日本の和陶器には青色のデザインのものも多いですよね。
これは、食器が青いと気持ちを落ち着かせて、ゆっくり味わって食事を摂ることができるからでしょうか。
ただ料理そのものは彩りよく美味しそうに見えるので、食欲抑制力は控えめと言ってもいいかもしれません。
その効果は食器の青い部分の割合によっても変わってくるので、できるだけ青比率の高い食器を選ぶのが良いそうです。
青色メガネ
ちょっと強引なアイテムですが、青色ダイエットといえばコレっていうのが「青色メガネ」です。
このメガネをかけて食事をするだけで、嘘のように食欲が抑えれます!
まさに青色の食欲抑制効果を利用したダイエット方法ですね。
しかし、これには弱点も。。
見えるもの全てを青色にしてしまうので、色鮮やかなピザも先ほどの写真のように見えます。
当然味は変わらないのですが、美味しさ半減で食事を楽しむのには向かないかも。
せっかくの料理が美味しくいただけないのはマイナスね
でも思った以上に心理的効果は大きく、このメガネで本当に痩せれた人もいるようです!
しかし、言うまでもなく食事は楽しめないので、気持ちもブルーになるかもしれません。。
ちなみに興味のある人は、ネットでも買うことができますよ!
青い食べ物ってどんなものがある?
ここからは青色ダイエットとは関係なく、青い食べ物のご紹介です。
自然界には青色の食べ物はほとんど無いといましたが、お店を探すといくつか見つけることができます。
実在するモノからいくつかご紹介しますね
アイス(ミント/サイダー味)
一番よく目にするのは、サイダー味やミント味のアイスとかではないでしょうか?
これは比較的馴染みのある食べ物なので、食べるのに抵抗はないですよね?
ミントは好き嫌いあると思いますが・・・でもみんなが知っている味です。
ところで、写真の2色のアイスを見比べた時、どちらを食べたいと思います?
どちらかといえば左側の薄い色のほうかな〜
「ミントやサイダー=爽やかな爽快感」ってイメージからの青色ですが、濃い色の方は明らかに着色料っぽい感じです。
「人工着色料=体によくない印象=毒」って連想にもなるのかもしれませんね。
ちなみにアイスなので、当然砂糖などの糖分はたくさん入っています。
青いといってもダイエットには全く向きませんね
ブルーチーズ
こちらも比較的お店で見ることができるブルーチーズですね。
ほんとうのカビですが、毒性の無い食べられる”青カビ”のついたチーズです。
慣れればワインに合う美味しいやつだね
でも多分最初に食べた時はみなさんかなり勇気がいったのではないでしょうか?
まだ食べたことがないと、あまりすすんで手に取ろうとは思わないですよね。
ちなみにこのブルーチーズですが、ダイエットというよりも、実は健康にいい食材なのです。
この”青カビ”は、納豆菌や麹菌を使った食材と同じような原理で体にいい働きをする菌です。
他の細菌と協力して身体に良い成分を作り出してくれる優れものなんです。
たまたま青くて見た目が悪いってだけで損をしてますね
嫌いな人にはあの苦さもダメなんだけどね
青いワイン
最後に青いワインです。
この青いワインは、2015年にスペインで販売がスタートした「Gik(ジック)」と呼ばれるワインです。
透き通るようなコバルトブルーが幻想的なその見た目はとても綺麗で、見る者を魅了しますね。
でもワインといえば、赤と白と、あとは中間のロゼが一般的です。
原料のブドウの皮からできる赤色と、皮を取った果肉からなる白色のワインです。
ではこの青色ワインは何から色が付けられているのでしょう?
人工着色料かと思いきや、実は天然着色料の「インディゴ(青藍)」を混ぜてできているそうです。
インディゴとはジーンズを染めるときに使う染料だそう。
染料というと身体には毒のように聞こえますが、コマツナギ属の植物からとれるエキスで、人体に影響はないうえに、痛みや炎症を和らげる成分があるそうです。
残念ながらこのブルーワインは日本では手に入れるのは難しそうです。。
ただちょっと違いますが、日本でもブルーワインは手に入ります。
勝沼ブルーワインといって、こちらはスカイブルーの白ワインですが、見た目は爽やかなブルーのワインです。
まとめ
青色のもつチカラを活用した青色ダイエットはいかがでしたでしょうか?
人間の心理効果で 食欲を抑制するダイエット方法でした。
結局ダイエットに使えるのはお皿とメガネくらいかな
でもまぁ美味しいものを見るとついつい食べたくなってしまう人には効果的かも
う〜ん、でも美味しいものが好きな人には精神的に辛いな・・・
病は気からと言うし、心理的に食欲を抑えるのも一つの手かもしれないよ
食欲旺盛なのは病気じゃないでしょ・・・
これだけで痩せられるとは思いませんが、他の減量ダイエットとの抱き合わせでやってみるにはいいかもしれませんね。
僕もここに書いたからには試してみたいと思います。
以上、青色ダイエットのご紹介でした。