(この記事は2020年に執筆した内容です。)
最近は電子書籍も珍しくなくなってきましたね。
本屋に売っているだいたいの本が電子化されて電子書籍として読むことができます。
紙の本だと重たいし、気分を変えて何冊かを持ち歩くのも大変ですよね。
またコレクションが溜まってくると本棚の場所も結構場所を取ります。
やっぱり今は電子書籍のほうが便利よね
あと電子書籍といえばやはりAmazonのKindleが定番だよね
そこでKindle本を読むなら、僕が一番おすすめするのはKindle Paperwhiteです。
しかも一番ベーシックのwifi 8Gモデルですね。
その理由も含めてオススメなポイントをご紹介します。
電子書籍で何を読みますか?
電子書籍を読むには、別に専用端末のKindleでなくても読めます。
普段使ってるスマホでも、iPadなどのタブレットでも、パソコンでも読みやすいアプリが無料で出ていますね。なのでわざわざ専用端末を買わなくてもって思うのも分かります。
ではどうして専用端末があるのでしょうか?どういった人にオススメなのでしょうか?
じっくりと文章を読みたい人向け
Kindleの専用端末はスマホやタブレットのような液晶画面ではなく、e-inkスクリーンといって本物の紙のような読み心地の目に優しい画面を採用しています。
液晶画面はカラーの発色もよく画像を見るにはきれいで非常に見栄えがいいのですが、長時間細かな文字を読んでいたら非常に目が疲れて辛くなると思います。
雑誌やコミックのような文字と画像・イラストが入り混じっているようなものには正直タブレットの方が向いてますが、文庫本などの文章を長時間じっくり読みたい人には専用端末のほうが向いているのです。
小説や文庫本を読むことが多い人向けの端末なのね
逆にコミックや雑誌を読むならタブレットの方をオススメですね
性能とコスパのバランスでは Paperwhite が一番おすすめ
AmazonのKindle専用端末には、現在3つのシリーズがあります。
一番ベーシックな「Kindle」一番贅沢な仕様の「Kindle Oasis」、そして中間の位置づけの「Kindle Paperwhite」の3シリーズです。
AmazonのKindleのサイト上で公開されている比較表を見てみましょう。
比較表だと、チェックの数が圧倒的に多いのはOasisですね。しかし、金額も圧倒的に高いです。
本当にここまでの仕様が必要なのでしょうか?
読書スタイルや読書に費やす時間などによっては、当然必要とする人もいると思いますが、まずはPaperwhiteを使ってみて、やっぱり物足りないなと思ってから手を出してもいいのではないかと思います。
一方、一番安価なKindleはどうかというと、基本的な部分は年々改良されて良くなってきています。
しかしPaperwhiteとの差は大きく、価格差を考えるとPaperwhiteにしておいた方が無難かと思います。
あまり文字ばかりの本は読まないけどお試しにっていうのならKindleもありかもしれないですが、それなら約9,000円を出すのももったいないような。。
5つのおすすめポイント
Kindleの中で一番オススメするPaperwhiteですが、おすすめポイントについてさらに詳しくご紹介していきます。
また、Paperwhiteの中でも容量や通信方法などいくつかの選択肢があります。僕が今まで実際に使ってみて、おすすめポイントについてご紹介したいと思います。
1.中間モデルで機能のバランスが良い
先程のKindle端末の比較表の項目において、特に注目すべきポイントは以下の3つと考えています。
特にマンガを見る可能性があるなら300ppiは必須と考えた方がいいです。また挿絵などの画像や付随する小さな文字も見やすさが全然違いますね。
ただ実際のところ、4個でも5個でも読書に支障が出るほどの違いはないので大きな差別化ポイントではないですね。
あとはoasisは画面サイズが7インチと少しだけ大きいですが、文字が中心の電子書籍はページという概念がなく、文字サイズを自由に変えることができるので、6インチで十分かなって思います。
これらのポイントを踏まえると、Paperwhiteが必要十分の機能を備えていて、一番ベストだと思いませんか?
2.処理性能や描画速度はあまり気にならない
つぎは機器自体の処理性能や描画速度についてです。
まず描画速度はe-inkスクリーンの性質上、液晶画面のような高速でスムーズな表示ができません。
昔に比べるとそれでも早くはなっているのですが、、そのため、どのKindleモデルを選んでも基本的にはそれほど劇的には変わらないと思います。
また処理性能については、これも本を読む専用端末という用途なら必要十分な性能かなって思います。実際のところ、タブレットのような感覚でサクサクとメニューが動くのを想像していたら、あまりのもっさり感にイラッとするかもしれません。
でも慣れればこんなもんかと思えるようになるレベルです。
一番高価なoasisであれば多少高速にはなりますが、本を読んでいる間はそんなに高速に動かすことはないので、お金をかけるほどではないかなと思います。
3.メモリはあまり必要ないかな
(画像:マンガでわかる痩せる技術)
本の保存用メモリの容量についてですが、8GBモデルで本を保存できる容量は約6.7GB程度あります。
実際に僕のKindleの使用率を確認したところ、約100冊入れていて2.2GB使っています。ちなみにマンガ系の割合は全体の2割程度です。
だいたい1冊あたりの容量はこれくらいですね。
マンガ解説シリーズ・・・30〜100MB
コミックス・・・50〜100MB
実際、コミックスも普通に読もうと思えば読めます。スマホよりは断然画面も大きいですし。ただ最近はカラーのものが多くなってる気がするので、コミックスを読むことが多いなら、タブレットで読むことを僕はおすすめします。
あとは、先程の処理性能のところでも書きましたが、メニューがサクサク動くとはいい難く、あまり大量の本を保存していてもスクロールして探すのがけっこう大変です。
Kindleで購入した本であれば、Amazonのサイトからいつでも再ダウンロードができますし、パソコンがあればパソコン上にファイルを保存しておくことも可能です。なので、Kindle端末上にはせいぜい100冊程度入っていれば十分と言えます。
そう考えると、8GBの容量があればほんとに十分ではないでしょうか。
プラス2,000円出せば32GBモデルが買えますが、使わないのに2,000円出すのはもったいなくないですか?
4.広告付きでも邪魔にはならない
Kindleを買う時に悩んでしまうのがこれ「広告」の有無。
広告なしにすると2,000円のアップになります。
ずっと使うのであれば邪魔な広告を消すのに2,000円なら安いものだよねって思う気持ちもあります。
僕もそう思って以前は以前は広告無しモデルを選んでいました。でも最新モデルのPaperwhiteの場合、青・赤・緑のカラーを選ぼうと思ったら広告付きモデルしか選べなくなってます。
そこで初めて広告付きモデルを選択してみたところ、、全然問題ないねって思いました。
上の写真の左側が広告付きモデルで、左側が広告無しモデルです。広告と言っても、変な本の紹介が表示されるわけではなくKindleストアの広告しか表示されません。
大きな違いは、スリープを解除してメニュー画面を表示させる時に、広告無しモデルだとすぐにメニューが出てくるところが、広告付きモデルだと画面を上にスワイプする必要があります。
このスワイプの一手間の違いだけですね。
あとメニュー画面でも、一番下の部分の1cm程度の帯にKindleストアの広告が表示されますが、メニュー画面だけなので、本の中身は全画面で表示されます。
本を読む邪魔はしないので、僕は全然気にならないなって思いました。
5.Wi-Fiモデルで必要十分
最後に接続方法を「wifi」か「wifi+無料4G」から選べます。
無料4Gはwifiにつないでいない時でも、携帯電話の4Gネットワークでいつでもダウンロードができるというものです。無料といっても毎月の料金がかからないだけで、端末購入時はプラス5,000円になります。
家にwifiがあるのであれば、4Gを選択する必要はないかなって正直思います。
基本的に本は家でダウンロードした状態で持ち出すので、外で常時ネットに繋ぐ必要はありません。また仮に外でダウンロードしたり、読書中のメモやハイライトをAmazonのサーバに同期を取りたい場合でも、スマホのテザリングで事足ります。
ちなみにこの4Gモデルも端末の色は黒しか選べませんし、通常はwifiモデルで十分だと思います。
まとめ
以上のことからKindleを初めて買うなら、カラーも好きなのが選べて必要十分な機能の「Paperwhite wifi 8Gモデル 広告つき」が一番おすすめです。
最初はそれでも13,980円という金額は高いなぁと思いましたが、読書に専念できる専用端末という意味では買って損はしないものだと思います。
iPadやFireなどのタブレットに比べても非常に軽いので、小さな鞄にも意外と入りますし、スマホとセットで持っても持ち運びの邪魔にもなりにくいのではないでしょうか。
ただ、スキマ時間にちょっと流し見をするだけだったり、コミックスを読んだりするならスマホやタブレットの方が向いてるかもしれませんが、、
「読書をするぞ〜」って人にはほんとにおすすめします
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ただ定期的に対象の本は変わっていっているので、結構読める本は多いかなって印象ですね。
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