(この記事は2018年に執筆した内容です。)
コーヒーといっても今はいろんな作り方がありますよね。
ドリップ式、カプセル式、サイフォン式、そしてインスタントなど・・・
それぞれ特徴がありますが、コーヒー好きにはやはりドリップ式の方が多いのではないでしょうか?
またドリップ式でも、コーヒーメーカーを使ったりドリッパーやドリップバッグを使ったり、毎回豆を挽いてる人もいるでしょう。
やっぱり挽きたての豆で入れるコーヒーは美味しいものですよね。
でも、時間がなかったりお手入れが面倒だったりで諦めている人が多いと思います。
そこで僕がオススメするは、全自動で豆から作ってくれるコーヒーメーカーです。
今はコンビニの店頭にある全自動のコーヒーメーカーから美味しいコーヒーが飲める時代です。
あれと同じことが家でも簡単にできるんですよね。
お家で美味しいコーヒーを飲みたい方は、試してみる価値はありますよ。
あなたは粉派?それとも豆派?
まず、コーヒーを豆で買ってくる場合と、粉で買ってくる場合の違いは何でしょうか?
豆のメリット
①保存期間が粉に比べて長い。
一般的に豆の状態だと保存期間は1ヶ月程度と言われています。
粉にしてしまうと空気に触れて酸化しやすくなってしまうので、美味しく飲めるのは粉だと1週間程度だそうです。
②淹れる直前に挽くため、香りや味などの風味が劣化しにくい。
豆を挽いている時の香りも、豆で買ってくるメリットのひとつですね。
粉のメリット
①ミル(豆を引くための器具)が不要。
通常豆で買ってくると粉にするための専用の器具が必要になりますが、粉になったコーヒーを買ってくれば不要です。
②豆を挽かない分、すぐにコーヒーが作れる。
自分で豆を挽くのが手間と感じたら、粉で買ってきた方が楽だし短時間でコーヒーを作れます。
こう比較してみると、粉のメリットは豆を挽く時間の短縮が大きいようですね。
逆に保存期間やコーヒー本来の風味などを犠牲にしているとも言えます。
それでは、粉のメリットが豆のままでも変わらないとしたら、どっちを選びますか?
もちろん豆から淹れたコーヒーではないでしょうか?
それを実現してくれるのが、全自動コーヒーメーカーなのです。
全自動コーヒーメーカーのメリット
他の方法に比べて全自動コーヒーメーカーを使うメリットを5つご紹介します。
①自宅で手軽に豆から美味しいコーヒーが淹れられる。
手間な豆挽きも自動なので、自宅でも手軽に本格的な美味しいコーヒーを楽しむことができます。
②簡単操作で出来上がりを待つだけ。
水と豆をセットしてボタンを押したら、あとはコーヒーの出来上がりを待つだけ。
忙しい朝でも他のことをしていて大丈夫です。
③たくさんまとめて作れる。
カプセル式やドリップバッグに比べると、4〜5人分くらいならまとめて作れるのもメリットです。
④保温機能がある。
出来上がりを待っている間、他のことをしてて放置していても、風味が落ちない程度に保温してくれるので
飲む頃冷めるということがありません。
④いろんな豆を楽しめる。
これもカプセル式やドリップバッグに比べると、色々な豆を試して楽しむことができます。
コーヒー専門店や自家焙煎のお店の豆も雰囲気で変えて試してみると奥が深いですよ。
本当に忙しい人には向かない
便利な全自動コーヒーメーカーですが、本当に忙しい人には向かないかもしれません。。
どうしても、ミル〜抽出まで5分〜10分程度はかかってしまいます。
そして抽出後は簡単な器具のお手入れも必要なので、この時間も惜しい!って人にはカプセル式をおすすめします。
ドルチェグストを代表するカプセル式なら、1〜2分でコーヒーが淹れれますからね。
ただしコーヒーの種類が少ないのと1杯あたりのコストは若干高いですが・・・。
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人気のパナソニック製(NC-A56 / NC-A57)
全自動コーヒーメーカーもいくつか種類がありますが、僕はパナソニック製(NC-A56)のものを使っています。
パナソニック製のいいところは、本当に手軽に好みのコーヒーが淹れれるところですね。
自分好みに調整できるポイントが3つあります。
①マイルド/リッチ・・・コースボタンで変更
マイルドは渋みを抑えてマイルドに、リッチはしっかりとした味が楽しめます。
②粗挽き/中細挽き・・・フィルターの交換で変更
粗挽きは渋みを抑えて、中細挽きはコクをしっかり楽しめます。
③ストレート/ソフト・・・容器の蓋のレバーで変更
ストレートはそのまま、ソフトはミネラルフィルターを通して酸味を抑えます。
コース選択では、豆と粉と両方に対応しています。
ただせっかくの全自動なんで、使うのは豆コース一択で間違いないですが。。
ちなみにミルで豆を挽く時は、プロペラ式ミル特有の大きな音がします。
初めてミルを使う時はびっくりするくらいの音ですが、まぁ慣れますね。
機械の構造もすごくよく考えられてて、手入れも非常に簡単です。
YouTubeに全自動の構造の紹介動画があります。
→コーヒーメーカーNC-A56全自動の仕組み工夫(パナソニック)
ちなみに2018年9月に新たな機能を搭載した後継機のNC-A57が発売されました。
違いは「デカフェ」機能があるかないかで他は全く一緒のようです。
※デカフェとはカフェインレスのことで、薄くなりがちなカフェインレスの味を補正してくれるようです。
デカフェ機能が不要なら、他の機能は全く一緒なので、安くなったNC-A56がおすすめですね。
お手入れも楽ちん
気になるお手入れについてです。
パナソニックの場合、毎回お手入れが必要なのは、ガラス容器とバスケットだけです。
しかも普段は全て水洗いだけでも大丈夫。
ミルもミルフィルターもコーヒーを作る時に自動で洗浄をしてるので、普段は何もしなくていいのが楽ですね。
たまに時間がある時に、ミルフィルターとバスケットとガラス容器を台所用洗剤で洗えば十分だと思います。
ただ、説明書にも書いていますが、ガラス容器の蓋はミネラルフィルターがあるため、洗剤は使用しない方がいいです。
■NC-A56の説明書はこちら
まとめ
いかがでしたでしょうか?
一度使うと本当に楽で便利な全自動コーヒーメーカーです。
最近はAmazonのレビューでも全自動コーヒーメーカーの評価はとても高いですね。
ちなみにAmazonで購入すれば比較的安く追加で5年保証を付けることができます。
(落下、水没にも対応で5年保証:1,370円)
本体は若干高いですが、カプセル式やミルの手間を考えたら充分元が取れる金額だと思います。
これで毎朝美味しい挽き立てのコーヒーが飲めるんです。
ぜひお試しください♪