(この記事は2018年に執筆した内容です。)
みなさんは毎日十分な睡眠が取れていますか?
健康や成長には睡眠がとても大切なのは知っての通りだと思います。
でも忙しい人は特に、自由な時間を確保するのに睡眠時間を削る人が多いのではないでしょうか?
僕も実際そうでした。
でも睡眠って人間にとってとても大切で、美容や健康、記憶力向上などの効果を考えると絶対に削るべきではないと思います。
とは言っても人によってはどうしても睡眠時間が取れないって人も多いですよね。
じゃぁ、少ない時間しか寝れなくても、良質な睡眠を取れば効果のアップに繋がらないかな?
ということで、今回はAppleWatchを使って睡眠分析をすることで、日々どれくらい良質な睡眠が取れているか調べる方法をご紹介します。
睡眠ログを取得するソフトはいくつかありますが、僕が使用しているのは”Auto Sleep”というiPhone & Apple Watch用のソフトです。
有料ソフト(360円)ですが、値段の割に詳細な分析をしてくれるのでおすすめですよ。
良質な睡眠が必要な5つの理由
まずは、睡眠が必要と言われるのはなぜでしょうか?
睡眠の主な効果はこの5つと言われています。
①疲労回復
言わずとしれた疲労回復です。
身体だけでなく脳も休めることで、自律神経の調整やストレス回復を行います。
翌日に疲労を残さず確実にリフレッシュすることは大事ですね。
②肥満防止
意外なのが、充分な睡眠取ると肥満防止につながるそうです。
睡眠はエネルギー代謝を促進するホルモンが働き、太りにくい体質づくりをするそうです。
③ストレス解消
脳内の疲労を回復することで、内分泌系のリズムが整い、ストレス解消につながります。
ストレス過剰になると、不安感に襲われ抑うつ状態につながるリスクもあるそうです。
④肌質の改善
睡眠中に分泌される成長ホルモンは、美しい肌質を作るのに不可欠だそうです。
深い睡眠の時間帯に成長ホルモンが分泌され、肌の修復や新陳代謝が行われます。
つまり、深い睡眠時間をより多くとれば肌に好影響が出るようです。
⑤記憶の定着
睡眠には起きている時の記憶を脳に定着させる働きがあるそうです。
記憶の定着は、深い眠り(ノンレム)と浅い眠り(レム)の交互リズムで行うそうです。
つまりまとまった時間でこのリズムを作る必要があります。
これらが気になる人は、改めて自分の睡眠を見直してみてはどうでしょうか?
特に深い眠り(ノンレム)と浅い眠り(レム)について、自分はどうなんだろうって時には、睡眠分析をしてみることをおすすめします。
AutoSleepで分かること
睡眠分析アプリである”Auto Sleep”では以下の情報を見ることができます。
①睡眠時間
自動的に就寝時間と起床時間を判断し、睡眠時間を記録してくれます。
②良質な睡眠
睡眠の質が達成された時間を自動分析して表示してくれます。
動きと心拍数から一定の条件をクリアした時間を判断していると思われます。
③深い睡眠
深い睡眠(ノンレム)の時間を自動分析して表示してくれます。
最小限の動きと心拍数の時間を分析して表示しているそうです。
④睡眠中の心拍数
睡眠中もずっと心拍数を計測し記録しています。
⑤睡眠中の動き
睡眠中の動きを検知し、どれくらい動いているかを記録しています。
これらの情報をただ記録するだけでなく、設定した目標値の達成度を円グラフ表示したり、時間毎の状態をグラフ表示したりして視覚的に確認できます。
また、一週間の推移や平均を参考にしたりすることもできます。
ちなみに、このアプリでは”いびき”や”寝言”とかの分析は残念ながらできないです
いびき等が気になる人は、他のアプリでできるので探してみてください。
AppleWatchを腕につけて寝るだけ
使い方はいたって簡単。
iPhoneに”Auto Sleep”のアプリをインストールするだけです。
AppleWatchには入れなくても使えるようですが、一応入れておきましょう。
そして、寝る前にAppleWatchを忘れずに腕につけて、そのまま眠るだけです。
とくに寝る前にiPhoneやAppleWatch側での操作とかも必要ないですよ
AppleWatchで取得したデータは”ヘルスケア”アプリにも入っていますが、”Auto Sleep”アプリで分析結果の履歴を残すためには、数日に一回は必ずiPhoneの”Auto Sleep”アプリを起動させておきましょう。
※あまり長い間起動してないと、取得してない古いデータは取り込めないようです。
良質な睡眠と、深い睡眠
実際に取得したデータから、良質な睡眠と深い睡眠はどのように見えるのでしょうか?
僕の場合の一日の記録はこのような感じでグラフ表示されます。
この日は、まあまあよく眠れたほうだと思いますが、グラフで見るとどれも達成できていないですね。
ちなみに達成率は、目標設定した睡眠時間から必要とされる時間が自動設定されます。
最近は比較的睡眠時間はきちんと取るようにしてますが、深い睡眠が全然目標に届かないんですよね。。
これをどうやって達成すればいいかは、これから色々試してみたいと思います。
また達成するいい方法が見つかれば更新してご紹介します。
飲んだ翌日は眠りの質が悪い
ちなみに、深い睡眠を妨げる方法は簡単でした。。
はい、お酒をたくさん飲んだ日は顕著に表れていましたね。
前日の晩に会社での歓迎会があってたくさんお酒を飲んだんですよね。
僕はお酒を飲み出したら結構ストップが効かないくらい飲んじゃうタイプですが、、
この日の深い睡眠時間は、0です。”ゼロ”。
(※5日から使い始めたので、4日以前はデータがありません。)
深い睡眠がゼロってことは、肌質の改善や記憶の定着はできないってことですね。
そもそも飲みすぎたら記憶が飛ぶこともあるので、記憶の定着は無理に決まってますが。。
当然ながら美容に気をつかった時や、勉強の後のお酒はダメってことですね。
AppleWatchの充電のタイミング
AppleWatchは毎日充電しないと2日と持たないくらい電池を消費します。
今までは寝てる時間にスタンドに立てて充電してましたが、寝てる時間も腕に付けておかないといけないとなると、充電する時間がありませんよね。
日中と睡眠時間中は充電できないとなると、必然的に夜寝る前か朝起きての二択になります。
僕はだいたい夜のお風呂の時間に充電しています。
毎日充電していれば1日で半分程度まで減っているくらいなので、お風呂タイム+その後のリラックスタイムくらいで充電できてますね。
ちなみに寝ている間にAppleWatchを腕につけていても、ほとんど電池は消耗しなかったです。
まとめ
最近ダイエットをきっかけに健康志向になってきたこともあって、AppleWatchで色々ヘルスデータの分析を始めたのですが、睡眠についてここまで手軽に分析できるとは驚きでした。
ただ”睡眠は健康にいい”って情報だけだと、いざ始めてもなかなか続かないものです。
でも、こういったアプリで目標設定や日々の睡眠の状況が見える化するとモチベーションも維持しやすいですよね。