日本語の文章って難しいですよね。
僕もブログを書きだしてから、自分の文章の下手さに痛感してます。
学生時代にもっとまじめに国語の勉強をしておけばよかったと・・・。
悔いてても仕方ないので、どうすれば上手な文章がかけるのか考えました。
「たくさん文章を書く練習をすればいいんだよ」とよく言われます。
でも闇雲にたくさん書いてても、、そんなにネタないし。
ということで、手っ取り早く本で勉強することにしたのです(笑)
まさに、ブログ執筆向きの内容だったので、ご紹介したいと思います。
よい文章を書くための7つのポイント
① 着想力: まずは良いテーマを見つけることが大事ですね。
② 連想力: テーマに関わる事柄から色々と連想を広げていきます。
③ 判断力: その中から何を書こうか、優先順位を決めていきます。
④ 把握力: 因果関係など構造や関係性を把握しておきます。
⑤ 創造力: 自分独自の意見や考え方を加えていきます。
⑥ 理解力: 読み手の立場や、心境を想像し理解します。
⑦ 表現力: 読み手に伝わる簡潔・明瞭な言葉で表現します。
これだけ並べると、一気にハードルが上がったような気がします。。
確かにこれだけ全て身につけることができれば、いい文章が書けるでしょう!
でもどうやってこれらの力を身につける?
①〜⑥は、文章を書く前の下準備なので、これらは本当に経験あるのみだと思います。
みなさんがよく言う、たくさん文章を書く練習をするっていうのは、この前提内容の組み立ての練習なんですね。
この本では主に⑦の表現力について色々アドバイスが書かれていました。
読みやすい文章の書き方のポイント
まずは読み手に分かりやすい、スラスラ読めるような文章のポイントです。
僕は正直ここからできていませんでした。。
・適切なタイトルや見出しをつける
それを見ただけで中身の概要が分かるような言葉にします。
そうすればイメージしながら文章を読めるので、内容の理解が早まります。
・主役を早く登場させる
長めの文章の場合、できるだけ最初に主語を持ってきます。
「何の話なのか」「誰の話なのか」最初に分かった方が理解しやすいですよね。
・基本は時系列で書く
書き手が思いついた順番ではなく、読み手が理解しやすい順番に展開するように書きます。
話が飛び飛びじゃ、一度で理解できないですもんね。
・意味の狭い言葉を使う
具体的に分かりやすい意味の狭い言葉を使うようにします。
抽象的な言葉や曖昧な言葉だと、イメージがつきにくく読み手に伝わりづらいです。
・他の意味に取れる表現を避ける
日本語って同じ言葉でも違う意味に取れることってよくありますよね。
初めて読む人でも、違う意味に取られる可能性がないか、想像するようにしましょう。
共感が得られるように書くポイント
次に読み手の共感を得るためのポイントです。
これはいわゆるテクニックですね。
たくさん書いて経験を積んで、身につけていきましょう。
・いきなり核心に入る
”さして意味のない前置きを置くぐらいなら、思い切って本題に入る。”
意味のない前置き・・・意味があって書いているつもりでも、読み手にとって不要なら消したほうがいいそうです。
・いきなり具体的なエピソードを書く
抽象的な冒頭は読み手がイメージしにくいため感情移入ができない。
最初に具体性、独自性のある話を書くと効果的だそうです。
・強調語を使いすぎない
「非常に」や「本当に」のような強調語が多いとかえって伝わりにくい。
いっそのこと強調語がないほうが印象は強くなるようです。
・凝った表現は避ける
気の利いた表現や、かっこいい表現を使おうとは考えないほうがいい。
かえって言いたいことが伝わらないこともあるので、シンプルに簡単な言葉を使おう。
・余計な結びの文章も省く
最後に美しい締めくくりを数行書くパターンは、あまり共感を呼ばないことがある。
伝えたい内容を書いた後は、読み手が受け取ったイメージに委ねましょう。
視覚的効果と表記に気を配るポイント
ブログって、見た目の印象も読んでもらうために大事なポイントだと思います。
見た目もパッと読みやすい文章を心がけたほうがいいってことですね。
・ホワイトスペースを活用する
周囲のスペースをゆったり取り、行間を適切にあけます。
そうすることで、ひと目で見て読みやすそうな美しい印象を与えます。
・「」を活用する
頭の中で感じたことや考えたことも、「」でくくると読みやすくなります。
まとめ
おもにブログを書く時に、特に気をつけたほうが良さそうなところを備忘録的にピックアップして紹介しました。
本の中には、もっと具体的な文章構造のアドバイスや、「てにをは」の使い方、読点の使い方など詳しく書かれています。
僕のように普段こういった文章を書かない人には、とても参考になる内容でした。
ぜひ、興味のある方は、本を手にとって見てください。